やっぱり手にしたい!高給与

高みを目指す介護職へ ~給与編~

勤務形態で介護職の給与はどのくらいの差が出るのか

介護職の勤務形態は、正職員・アルバイトやパートタイム、派遣の3つに大まかに分類されます。それぞれの勤務形態によって、給与が異なります。
目安として平均的な給与額を知っておくことで、介護職の転職の際に参考にできるでしょう。

介護職の正職員とは、フルタイムで介護施設に勤務する介護職のことを指します。介護士、事務職などそれぞれ立場は違いますが、正規雇用されているので、福利厚生はもちろん施設が提供するさまざまなサービスが受けられます。

2020年の段階での平均的な正職員の給与は、月額約32万円です。2019年時点の平均値と比較すると、平均的な給与額で約1万8千円の増額です。

この他にも賞与が加わるため、年収は400万円を超えてきます。

アルバイトやパートの場合、平均的な給与額は2020年時点で月額11万円です。アルバイトやパートタイムは正職員よりも勤務時間が少ないため、給与は少なくなります。

それでも時給や日給は増加傾向にあり、2019年の統計と比較すると月額給与は5000円程度アップしています。しかし正職員と比較すると、給与は20万円近い差があります。

派遣の場合、勤務形態にもよりますが、基本的にはアルバイトやパートタイムの水準と変わらないでしょう。月額給与は勤務時間や日数により異なりますが、報酬はパートタイムよりも10000円程度多いです。

勤務形態により、給与はかなり差が出ることがわかりましたが、もし今の待遇よりもさらに高待遇を望む場合は正職員になるなどの行動が必要です。

高給与を目指す介護職が知っておきたい方法

スキルを上げることと環境を変えることは、介護職が給与アップを目指すためのポイントです。介護職も、職場や地域、所有する資格によって給与に差が生じるからです。

給与アップの具体的な方法を知ると、今後のスキルアップ戦略に役立つはずです。

より高い給与を目指すためにできることとして、資格を取得することも重要な鍵を握ります。例えば一般の介護職であれば、介護職員初任者研修や実務者研修を取得することで、今よりも毎月の給与を五千円程度アップさせることが可能です。

職種によってはそれ以上の給与アップも見込めるかもしれません。

介護福祉士は国家資格ですから、資格取得のためのハードルは高いものの、一度資格を取得すると毎月の資格手当が一気に1万円以上もアップするケースが多いです。より高い給与を目指すなら、やはり介護福祉士の資格を取得できるように今の立場で経験を積んでおくことが大切です。

施設の管理職を目指すことも給与アップに直結します。最短の方法はケアマネージャーの資格を取得する方法です。

ケアマネージャーは介護福祉士よりもハードルが高いですが、この資格を取得すると、管理職などの地位に就きやすくなり、やがては施設管理者などの高い地位に就ける可能性も高くなります。

もう一つはケアマネージャーなどの資格を取得し、実務経験を積んだのちに独立して、自分で介護施設を立ち上げる方法です。この方法で成功している介護士が増加しているため、経営者を目指すというのも良いかもしれません。給与を上げたい介護職におすすめのサイト>>>(いまより給与アップ!介護職で高給与を目指そう